【クリアレビュー】『ペルソナ5 タクティカ』アトラスの新境地か誤算か?極めて惜しい野心作【ニンテンドースイッチ / PS5 / PS4 / XBOX】
今回は11月17日にリリースされたシリーズ初のシミュレーションRPG「ペルソナ5 タクティカ」のクリアレビューとなります。シリーズ初の「シミュレーションRPG」への挑戦、本編と地続きの物語など、シリーズファンとしては大きな期待をしていたタイトルです。実際、「SRPG」と『ペルソナ』らしい「1MORE」や「総攻撃」を融合させたゲームデザインは新鮮ですし、本編後のキャラクター同士の会話劇も興味深いモノはあります。
一方で、ゲーム進行につれて戦闘のマンネリ感は強くなっていきますし、醍醐味の一つである「寄り道」や「アクティビティ」といった「ロールプレイング感」を強める要素が薄い点は気になります。特に、シリーズの魅力であるシナリオに関しては、展開が急ぎ足で進行し、説得力に欠けていたように感じます。怪盗団の新たな冒険を楽しみにしていたユーザーにはオススメできますが、あくまでも「スピンオフ作品」であり、単独のゲーム作品としては課題は残っています。それでは詳しいレビューに入っていきましょう。
一方で、ゲーム進行につれて戦闘のマンネリ感は強くなっていきますし、醍醐味の一つである「寄り道」や「アクティビティ」といった「ロールプレイング感」を強める要素が薄い点は気になります。特に、シリーズの魅力であるシナリオに関しては、展開が急ぎ足で進行し、説得力に欠けていたように感じます。怪盗団の新たな冒険を楽しみにしていたユーザーにはオススメできますが、あくまでも「スピンオフ作品」であり、単独のゲーム作品としては課題は残っています。それでは詳しいレビューに入っていきましょう。
【目次】
00:00 序文
00:59 『ペルソナ5 タクティカ』とは
・シリーズ初の「シミュレーションRPG」への挑戦
・「拠点」と「戦闘」…